【ウルトラヴァイオレット】日本のアニメーション映画やSF小説へのオマージュも。

【ウルトラヴァイオレット】日本のアニメーション映画やSF小説へのオマージュも。

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【ウルトラヴァイオレット】日本のアニメーション映画やSF小説へのオマージュも。

過去に映画館で見た映画を後年DVDやケーブルテレビでもう一度見てみると、その当時の思い出や時代背景がよみがえってくるのが面白いです。

映画「ウルトラヴァイオレット」は、2006年にアメリカで制作されたカート・ウィマー監督によるSFアクションになっております。

クリスチャン・ベール主演のアクション映画『リベリオン』のカート・ウィマー監督によるアクション映画。
この映画のために、1年間もの歳月をかけてトレーニングを積んだというミラは「オリンピック選手に匹敵する厳しいトレーニングだったけど、それだけの価値はあったわ」と語っている。
同監督作品『リベリオン』では、東洋武術と銃の技術を融合した“ガン=カタ”と呼ばれるオリジナル格闘技を考案し、カルト的人気を博したが、今度は“ガン=カタ”的なアクション(劇中設定ではガン=カタとは謳っていない)に加えて新体操にヒントを得て、再び独自のアクションシーンを描いた。
リベリオンに比べ、ドラえもんのポケットのような、四次元式のケースや使い捨ての携帯電話などSF的なガジェットが多くなっているが、一部を除き登場する銃器はベレッタM92など現代と同じ銃が使用されていたり、町並みも、現代の延長線と言える光景であるなど現実的な「近未来」として表現されている。
(ウィキペディアより)

新種のウイルス感染のパンデミックが迫る近未来の世界を、最先端の技術を駆使したビジュアルエフェクトで描き切っていました。
10年以上も前に劇場公開された映画ですが、今の時代に求められているメッセージが込められていました。
日本のアニメーション映画やSF小説へのオマージュが随所にさりげなく散りばめられているので、幅広い世代の人たちにお勧めの作品になります。

深まる対立

スタイリッシュな街並みや最先端の流行ファッションに身を包んだ未来の世界に生きる人たちの中にも、どこか満たされることのない虚無感がありました。

無機質な巨大ビルの群れの中に国家権力が張りめぐらせている監視のネットワークや、そこに生きる人たちに均一化を強要するシステムが印象深かったです。

未来の世界を支配する権力者であるフェルディナンド・ダクサスの役には、ベテラン俳優であるニック・チンランドが圧倒的な存在感を放っていました。

人類を超える知性と身体能力を秘めた「ファージ」と、人間の政府との対立をリアリティ溢れる描写で表現していました。

思想や人種によって分断されてしまった、今のアメリカ社会を思い浮かべてしまいました。
自分と異なる対象や和を乱す存在を、あっさりと排除してしまう風潮に痛烈な批判が込められていました。

孤高の戦い

巨大な陰謀や権力に立ち向かっていくヒロインの姿を、ミラ・ジョヴォヴィッチが華麗なアクションで熱演しています。
誰しもがコンピューターに繋がれてマニュアル化されている中でも、自由奔放に振る舞う生きざまが実に痛快でした。
無敵に近い戦闘能力だけではなく、生命の危険にさらされた少年を庇う優しさも良かったです。

未来から今へ

テクノロジーが高度に発達した未来の世界を映し出すことによって、現在の社会が抱えている矛盾点や問題が浮かび上がってきました。
ヒロインと孤独な少年の心を繋いだように、科学技術は決して無機質なものではないはずです。
扱う人間のメッセージや思いを込めることで、優しさを伝えることができるはずです。
SNSなどのコミュニケーションに慣れ親しんでいる、若い世代の人たちに見て頂きたい映画です。

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ドクトル
ドクトル
介護分野を中心に活動していました。70代男性でライター経験はありませんが、興味のある事や得意な事を発信していきたいと考えています。
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