強い感情を伴った記憶は、良く保持されるものです

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強い感情を伴った記憶は、良く保持されるものです

いやな記憶がどうしても忘れられないといった悩みはよく聞きます。
誰でも多少はあることでしょう。
もちろん程度によってはカウンセリングや診察を受けるなどもよいです。

何故嫌な記憶は残ってしまうのか?

しかしこれ、そもそも何でなのか?と考えると、実は当然でもあるのです。
良いことでも悪いことでも、「強い感情が起きた状況では、人はそのこと(場所なども含む)をよく憶える」ようになっているのです。
心理学的見地からも言えることです。

野生でも、ハチに刺されたりヘビに噛まれたりした動物は、害を受けた種類の生物や、その出来事があった場所を避けるようになります。
簡単な学習に思えますが、これも「痛い」「嫌だ」あるいは「怒り」のような感情が起きたため憶えたとも説明ができます。

人間も、怖い交通事故を目撃してしまったらしばらく車に乗れなくなったり、そこまででなくてもしばらく慎重に運転するようになります。
火災を目撃したあとは調理中の火が怖くなるなどの状況も起こしますが、これも適応的な反応なのです。

反対だったらどうでしょうか?つまり、なんでもないことばかり記憶していて、強い感情が起きた時の記憶だけないとか…。
これは困ってしまいますね。

交通事故を見たのに、同日から車に乗って何も感じないというのではこれも何だか…。
激しい口喧嘩をしてしまった人に、まるで何事もなかったかのようにまた近づいていったりしていては、コミュニケーションが上手く行きません。

また、とても楽しかったことをすぐ忘れてしまうのでは、また同じことを楽しめなくなってしまいます。

自然な事であるということ

ですから、嫌なことがなかなか忘れられないとか、悲しい記憶が時々思い出されてしまうとかも、自然で適応的なことなのです。
そう考えられるといくらか気が楽になる状況があるでしょう。

世間では「とにかく前向きに」とか「昔のことでくよくよしない」だとかの系統の励ましも耳にしますが、そればかりでも悩んでいる本人は余計苦しくなってしまいがちです。

人間も動物です。
野生の生き物全般で考えてみれば、ニコニコ楽しく暮らしているというより「いかに危険を避けて生命を守るか」をメインとして生きているようにも見えますよね。
言い方を変えれば嫌なことをたびたび思い出しながら生きるということ。人間もある意味では同じなのです。

「ネガティブな思考もある程度適応的で、自然なことだ」と把握する考え方も良いと考えます。
そのうえで、悩みがひどすぎる時は専門家に相談するなどしましょう。

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ネタリックス管理人
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