落語「だくだく」と現代の価値観について

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落語「だくだく」と現代の価値観について

落語の「だくだく」という話を聞いたことはありますでしょうか。

だくだくとは

簡単に話を説明すると、とある貧乏な長屋に引っ越してきた男が、部屋のあまりの汚さに見かねて、掃除をするかと思いきや、壁一面に白い模造紙を貼ってやり過ごしておりました。

しかし、真っ白な部屋というのはなにかとさみしいもので、そこで隣人の絵描きに壁に家具や布団の絵をかいてもらい、そこに物があるつもりになって生活してみようと思いつきました。

そんな中で部屋で寝ていると泥棒が家に忍び込んできましたが、あるのは絵で描かれたものばかり、悔しさに腹を立てた泥棒は、部屋にあるものを盗むつもりになって、必死になります。そんな様子を見ていた家主はつかまえるつもりになったりする。

なんともコミカルなお話なのですが、モノが不足していた江戸時代では不足を補うためにあるつもりになって生活をしていました

いわば、モノ不足を知恵で補うという感じでしょうか。
物が充足している現代ではこのような知恵はすたれてしまったのでしょうか。

現代ではモノがあふれていますし、よほど貧しくもなければ、大抵のものは手に入れることができます。

物の不足を想像力によって補っていく、いわば知的な遊びに近いものを最近の子供はする機会がなくなってしまっているのではないでしょうか。

やはり物が不足しているときの、知恵で乗り越える感覚を持っている人は私にとってはとても魅力的に見えますし、話が面白いと思います。

最近ではモノや情報が手軽に手に入ってしまいますし、手軽に入る情報だけで満足することが簡単になった時代でもあります。

そんな中で手軽には手に入らない大学で学ぶような専門的な知識は見向きされなくなってしまうのでしょうか。

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ドクトル
ドクトル
介護分野を中心に活動していました。70代男性でライター経験はありませんが、興味のある事や得意な事を発信していきたいと考えています。
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